【Ainoa】此処花あれこれ①

Shing-a-ling!、みなさまお楽しみでしょうか。Ainoaリーダーのmoi*です。

は去年同様、お酒を片手に各チームを堪能しております。

Ainoaはオリジナル曲で参加させていただきました。

「それでも此処に花は咲く」は元々あった曲でして、今年のテーマが花と聞いて、テーマに沿ってるな、誰かと歌えたらな、とTwitterで呟いたところから始まりました。

あれよあれよとみんなが集まってくれて、そこからわーーーっとオケを作りパートを分け録音しミックスしてもらい動画を作り、気がついたら投稿日でした。

拙い文章ですが、曲のことを色々と書いていこうと思います。よければお付き合いください。

 

【チーム名について】

Ainoa(アイノア)というのは、フィンランド語で「唯一」といった意味の言葉です。

「唯一無二」もまた曲のテーマでもあったため、この言葉にしました。

 

関係あるようで関係ありませんが、「モイ!」というのもフィンランド語の挨拶らしいですね。

 

【曲のこと①】

「それでも此処に花は咲く」という曲は、2年半ほど前に出来た曲です。元々は弾き語り用のため歌詞とメロディ、コードしかありませんでしたが、今回このShing-a-ling!に参加するためにTomoさんにアコースティックバンド編成にアレンジしていただきました。

 

メロディやコードは比較的すぐ完成しましたが、歌詞が難産でした。半年以上もやもやと抱えていたものをゆっくり時間をかけて形にしていったような記憶があります。

 

音楽をやっていると、あんな風に歌えたら、あんな風に演奏できたら、あんな曲が作れたらと思うことがたくさんあります。楽しいことが95%くらいだけれど、やっぱり、悔しいと思ったり、ないものねだりをしたり、正体のわからない苦しみを抱えたりすることもあります。

 

有名な曲になぞらえて言うならば、自分がオンリーワンなことには間違いないけれど、それとは別で他人が選ぶナンバーワンも間違いなく存在します。

「ナンバーワンにならなくてもいい」というのは正論ではあるけれど、ナンバーワンに焦がれる気持ちはなくせないし否定もできない。誰かを羨むことをやめられない。特に「歌ってみた」というジャンルにおいては「埋没」という言葉を感じたことのある人が多いのではないでしょうか。

 

でも、そういう綺麗じゃない気持ちも自分の表現の肥やしにしていけたらいいな、自分が持ってるものにちゃんと目を向けて大事にしていきたいな、という気持ちを込めました。

要は自己肯定ソングですね。

 

【曲のこと②】

今回アレンジしてくださったのはTomoさん。アコースティック編成で色々な曲のカバーをされています。

此処花はずっと私の頭の中でアコギ+ピアノ+ベース+カホンという編成のイメージでした。Tomoさんには私のライブ動画をお見せして、おおまかなイメージを伝え、あとはお任せします!という感じで作っていただきました。

最初に仮音源を聴いたときはのけぞりました。あまりにイメージ通りで、私の中にあった音そのままで。

そこからさらに微調整して、楽器のレコーディングしていただいて、完成に至ります。

音源にアコギが使われているのですが、「弾き語りライブ用に」とアコギオフverの音源も実は作ってくれたんです!!今後使わせていただきます。また遠征ライブにも行きたいなあ。